「ウッドデッキを石で作れないか？！」すべてはここからスタートしました。

最初は突拍子もないアイディアとも思いましたが、よく考えてみると、
「ウッドデッキは、防腐剤塗布や塗装などの定期メンテナンスが大変！」
「人工木製のウッドデッキは既製品なので面白みがない！」
などの不満を解決できる素材といえば、もう「石」しなない言っても過言ではないですよね。

暖かな休日にストーンデッキでコーヒータイム・・・ちょっと想像しただけで笑顔になってしまいます。

新築住宅は、完成したばかりだと上の写真のようにとても殺風景な状態です。アプローチを整備することにより、「家」の表情がグッと引き締まってくることがお分かりいただけると思います。アプローチは、住宅の形や壁の色などをよく考慮しながら、違和感なく設計することが、とても重要になってきます。

アプローチは、その家に訪れた方が最初に目にする大切な場所です。
妥協することなく計画される事をお勧めします。

乱張りは、手間と費用がかかりますが、和風にも洋風にもよく合う施工方法です。
乱張り+アールだと、さらにモダンな雰囲気がでます。

玄関ポーチは、新築の際の工事内容に含まれますので、ほとんどの場合で安価なタイル貼りになってしまっています。
住宅は四角いパーツが基本的に多いので、どこかにアールを入れないと角々しくなってしまいます。
特にアプローチと玄関ポーチは、その家の顔になりますので、アールを使って優しい印象に仕上げたいものです。

玄関フロアは、新築の際の工事内容に含まれますので、ほとんどの場合で安価なタイル貼りになってしまっています。
毎日見る場所ですので、このように個性を出されてみてはいかがでしょうか。

御影石は、建築石材の中でも非常に硬質です。
ですので、本磨きにして玄関の床材に使っても、その耐久性は高いです。

この写真の石積みは、一つ一つ石を積んだように見えますがそうではありません。
1枚の大きな石の板に切込みを入れ（江戸切り）、あたかも一つ一つ石を積んだように見えるように加工してあります。

メリットは部材点数が極端に少なくなるので、強度が大幅に上がります。

その代わりに、1枚あたりの重量が1.5tくらいになりますので、施工にはかなりの技術と経験が必要となります。

デザイン門柱は通常、ブロックを積みモルタルを塗ったあと色を塗って仕上げます。
しかし、これは無垢の石です！
２枚の石の種類を変えモノトーン調にして、配置も前後にずらしてデザイン性を高めています。

観葉植物が置けるカウンターテーブルを、デザインし設置いたしました。

塊根植物と呼ばれるマダガスカル原産の植物らしいのですが、個性豊かな独特のフォルムを持った植物たちにも負けない、存在感があるテーブルとなっています。

美しいテーブルがあると、そこに置く物を考えることが、楽しい時間になっていきます。

土蔵の土台といえば、昔から石と決まっています。最近は、土蔵の新築も見かけなくなってきましたが、必ずまた見直される時がくると思います。安定した保存性能は、本当にこれ以上なく優秀ですからね。

浴槽の縁石だけを担当施工いたしました。
たかずや鉱泉様は、地元食材を使った料理が評判の宿泊施設です。
ぜひ、リンクからチェックしてみてください。

たかずや鉱泉様ホームページ